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旧約聖書:民数記:22章: 10節
バラムは神に言った、「モアブの王チッポルの子バラクが、わたしに人をよこして言いました。
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旧約聖書:民数記:22章: 11節
『エジプトから出てきた民があり、地のおもてをおおっています。どうぞ今きてわたしのために彼らをのろってください。そうすればわたしは戦って、彼らを追い払うことができるかもしれません』」。
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旧約聖書:民数記:22章: 12節
神はバラムに言われた、「あなたは彼らと一緒に行ってはならない。またその民をのろってはならない。彼らは祝福された者だからである」。
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旧約聖書:民数記:22章: 13節
明くる朝起きて、バラムはバラクのつかさたちに言った、「あなたがたは国にお帰りなさい。主はわたしがあなたがたと一緒に行くことを、お許しになりません」。
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旧約聖書:民数記:22章: 14節
モアブのつかさたちは立ってバラクのもとに行って言った、「バラムはわたしたちと一緒に来ることを承知しません」。
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旧約聖書:民数記:22章: 15節
バラクはまた前の者よりも身分の高いつかさたちを前よりも多くつかわした。
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旧約聖書:民数記:22章: 16節
彼らはバラムのところへ行って言った、「チッポルの子バラクはこう申します、『どんな妨げをも顧みず、どうぞわたしのところへおいでください。
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旧約聖書:民数記:22章: 17節
わたしはあなたを大いに優遇します。そしてあなたがわたしに言われる事はなんでもいたします。どうぞきてわたしのためにこの民をのろってください』」。
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旧約聖書:民数記:22章: 18節
しかし、バラムはバラクの家来たちに答えた、「たといバラクがその家に満ちるほどの金銀をわたしに与えようとも、事の大小を問わず、わたしの神、主の言葉を越えては何もすることができません。
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旧約聖書:民数記:22章: 19節
それで、どうぞ、あなたがたも今夜ここにとどまって、主がこの上、わたしになんと仰せられるかを確かめさせてください」。
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旧約聖書:民数記:22章: 20節
夜になり、神はバラムに臨んで言われた、「この人々はあなたを招きにきたのだから、立ってこの人々と一緒に行きなさい。ただしわたしが告げることだけを行わなければならない」。
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旧約聖書:民数記:22章: 21節
明くる朝起きてバラムは、ろばにくらをおき、モアブのつかさたちと一緒に行った。
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旧約聖書:民数記:22章: 22節
しかるに神は彼が行ったために怒りを発せられ、主の使は彼を妨げようとして、道に立ちふさがっていた。バラムは、ろばに乗り、そのしもべふたりも彼と共にいたが、
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旧約聖書:民数記:22章: 23節
ろばは主の使が、手に抜き身のつるぎをもって、道に立ちふさがっているのを見、道をそれて畑にはいったので、バラムは、ろばを打って道に返そうとした。
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旧約聖書:民数記:22章: 24節
しかるに主の使はまたぶどう畑の間の狭い道に立ちふさがっていた。道の両側には石がきがあった。
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旧約聖書:民数記:22章: 25節
ろばは主の使を見て、石がきにすり寄り、バラムの足を石がきに押しつけたので、バラムは、また、ろばを打った。
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旧約聖書:民数記:22章: 26節
主の使はまた先に進んで、狭い所に立ちふさがっていた。そこは右にも左にも、曲る道がなかったので、
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旧約聖書:民数記:22章: 27節
ろばは主の使を見てバラムの下に伏した。そこでバラムは怒りを発し、つえでろばを打った。
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旧約聖書:民数記:22章: 28節
すると、主が、ろばの口を開かれたので、ろばはバラムにむかって言った、「わたしがあなたに何をしたというのですか。あなたは三度もわたしを打ったのです」。
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旧約聖書:民数記:22章: 29節
バラムは、ろばに言った、「お前がわたしを侮ったからだ。わたしの手につるぎがあれば、いま、お前を殺してしまうのだが」。
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