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新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 9節悪を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、患難と苦悩とが与えられ、

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 10節善を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、光栄とほまれと平安とが与えられる。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 11節なぜなら、神には、かたより見ることがないからである。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 12節そのわけは、律法なしに罪を犯した者は、また律法なしに滅び、律法のもとで罪を犯した者は、律法によってさばかれる。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 13節なぜなら、律法を聞く者が、神の前に義なるものではなく、律法を行う者が、義とされるからである。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 14節すなわち、律法を持たない異邦人が、自然のままで、律法の命じる事を行うなら、たとい律法を持たなくても、彼らにとっては自分自身が律法なのである。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 15節彼らは律法の要求がその心にしるされていることを現し、そのことを彼らの良心も共にあかしをして、その判断が互にあるいは訴え、あるいは弁明し合うのである。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 16節そして、これらのことは、わたしの福音によれば、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 17節もしあなたが、自らユダヤ人と称し、律法に安んじ、神を誇とし、

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 18節御旨を知り、律法に教えられて、なすべきことをわきまえており、

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 19節さらに、知識と真理とが律法の中に形をとっているとして、自ら盲人の手引き、やみにおる者の光、愚かな者の導き手、幼な子の教師をもって任じているのなら、

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 21節なぜ、人を教えて自分を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 22節姦淫するなと言って、自らは姦淫するのか。偶像を忌みきらいながら、自らは宮の物をかすめるのか。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 23節律法を誇としながら、自らは律法に違反して、神を侮っているのか。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 24節聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 25節もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 26節だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 27節かつ、生れながら無割礼の者であって律法を全うする者は、律法の文字と割礼とを持ちながら律法を犯しているあなたを、さばくのである。

新約聖書:ローマ人への手紙:2章: 28節というのは、外見上のユダヤ人がユダヤ人ではなく、また、外見上の肉における割礼が割礼でもない。

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