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新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 4節 あれほどの大きな経験をしたことは、むだであったのか。まさか、むだではあるまい。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 5節 すると、あなたがたに御霊を賜い、力あるわざをあなたがたの間でなされたのは、律法を行ったからか、それとも、聞いて信じたからか。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 6節 このように、アブラハムは「神を信じた。それによって、彼は義と認められた」のである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 7節 だから、信仰による者こそアブラハムの子であることを、知るべきである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 8節 聖書は、神が異邦人を信仰によって義とされることを、あらかじめ知って、アブラハムに、「あなたによって、すべての国民は祝福されるであろう」との良い知らせを、予告したのである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 9節 このように、信仰による者は、信仰の人アブラハムと共に、祝福を受けるのである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 10節 いったい、律法の行いによる者は、皆のろいの下にある。「律法の書に書いてあるいっさいのことを守らず、これを行わない者は、皆のろわれる」と書いてあるからである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 11節 そこで、律法によっては、神のみまえに義とされる者はひとりもないことが、明らかである。なぜなら、「信仰による義人は生きる」からである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 12節 律法は信仰に基いているものではない。かえって、「律法を行う者は律法によって生きる」のである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 13節 キリストは、わたしたちのためにのろいとなって、わたしたちを律法ののろいからあがない出して下さった。聖書に、「木にかけられる者は、すべてのろわれる」と書いてある。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 14節 それは、アブラハムの受けた祝福が、イエス・キリストにあって異邦人に及ぶためであり、約束された御霊を、わたしたちが信仰によって受けるためである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 15節 兄弟たちよ。世のならわしを例にとって言おう。人間の遺言でさえ、いったん作成されたら、これを無効にしたり、これに付け加えたりすることは、だれにもできない。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 16節 さて、約束は、アブラハムと彼の子孫とに対してなされたのである。それは、多数をさして「子孫たちとに」と言わずに、ひとりをさして「あなたの子孫とに」と言っている。これは、キリストのことである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 17節 わたしの言う意味は、こうである。神によってあらかじめ立てられた契約が、四百三十年の後にできた律法によって破棄されて、その約束がむなしくなるようなことはない。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 18節 もし相続が、律法に基いてなされるとすれば、もはや約束に基いたものではない。ところが事実、神は約束によって、相続の恵みをアブラハムに賜わったのである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 19節 それでは、律法はなんであるか。それは違反を促すため、あとから加えられたのであって、約束されていた子孫が来るまで存続するだけのものであり、かつ、天使たちをとおし、仲介者の手によって制定されたものにすぎない。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 20節 仲介者なるものは、一方だけに属する者ではない。しかし、神はひとりである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 21節 では、律法は神の約束と相いれないものか。断じてそうではない。もし人を生かす力のある律法が与えられていたとすれば、義はたしかに律法によって実現されたであろう。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 22節 しかし、約束が、信じる人々にイエス・キリストに対する信仰によって与えられるために、聖書はすべての人を罪の下に閉じ込めたのである。 |
新約聖書:ガラテヤ人への手紙:3章: 23節 しかし、信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視されており、やがて啓示される信仰の時まで閉じ込められていた。 |
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