旧約聖書列王紀上を開く - 聖書検索（口語訳）

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旧約聖書:列王紀上:10章: 19節その玉座に六つの段があり、玉座の後に子牛の頭があり、座席の両側にひじ掛けがあって、ひじ掛けのわきに二つのししが立っていた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 20節また六つの段のおのおのの両側に十二のししが立っていた。このような物はどこの国でも造られたことがなかった。

旧約聖書:列王紀上:10章: 21節ソロモン王が飲むときに用いた器は皆金であった。またレバノンの森の家の器も皆純金であって、銀のものはなかった。銀はソロモンの世には顧みられなかった。

旧約聖書:列王紀上:10章: 22節これは王が海にタルシシの船隊を所有して、ヒラムの船隊と一緒に航海させ、タルシシの船隊に三年に一度、金、銀、象牙、さる、くじゃくを載せてこさせたからである。

旧約聖書:列王紀上:10章: 23節このようにソロモン王は富も知恵も、地のすべての王にまさっていたので、

旧約聖書:列王紀上:10章: 24節全地の人々は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 25節人々はおのおの贈り物を携えてきた。すなわち銀の器、金の器、衣服、没薬、香料、馬、騾馬など年々定まっていた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 26節ソロモンは戦車と騎兵とを集めたが、戦車一千四百両、騎兵一万二千あった。ソロモンはこれを戦車の町とエルサレムの王のもとに置いた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 27節王はエルサレムで、銀を石のように用い、香柏を平地にあるいちじく桑のように多く用いた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 28節ソロモンが馬を輸入したのはエジプトとクエからであった。すなわち王の貿易商はクエから代価を払って受け取ってきた。

旧約聖書:列王紀上:10章: 29節エジプトから輸入される戦車一両は銀六百シケル、馬は百五十シケルであった。このようにして、これらのものが王の貿易商によって、ヘテびとのすべての王たちおよびスリヤの王たちに輸出された。

旧約聖書:列王紀上:11章: 1節ソロモン王は多くの外国の女を愛した。すなわちパロの娘、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シドンびと、ヘテびとの女を愛した。

旧約聖書:列王紀上:11章: 2節主はかつてこれらの国民について、イスラエルの人々に言われた、「あなたがたは彼らと交わってはならない。彼らもまたあなたがたと交わってはならない。彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせるからである」。しかしソロモンは彼らを愛して離れなかった。

旧約聖書:列王紀上:11章: 3節彼には王妃としての妻七百人、そばめ三百人があった。その妻たちが彼の心を転じたのである。

旧約聖書:列王紀上:11章: 4節ソロモンが年老いた時、その妻たちが彼の心を転じて他の神々に従わせたので、彼の心は父ダビデの心のようには、その神、主に真実でなかった。

旧約聖書:列王紀上:11章: 5節これはソロモンがシドンびとの女神アシタロテに従い、アンモンびとの神である憎むべき者ミルコムに従ったからである。

旧約聖書:列王紀上:11章: 6節このようにソロモンは主の目の前に悪を行い、父ダビデのように全くは主に従わなかった。

旧約聖書:列王紀上:11章: 7節そしてソロモンはモアブの神である憎むべき者ケモシのために、またアンモンの人々の神である憎むべき者モレクのためにエルサレムの東の山に高き所を築いた。

旧約聖書:列王紀上:11章: 8節彼はまた外国のすべての妻たちのためにもそうしたので、彼女たちはその神々に香をたき、犠牲をささげた。

旧約聖書:列王紀上:11章: 9節このようにソロモンの心が転じて、イスラエルの神、主を離れたため、主は彼を怒られた。すなわち主がかつて二度彼に現れ、

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