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新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 5節 彼らは、人間を殺すことはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 6節 その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 7節 これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであり、 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 8節 また、そのかみの毛は女のかみのようであり、その歯はししの歯のようであった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 9節 また、鉄の胸当のような胸当をつけており、その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのようであった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 10節 その上、さそりのような尾と針とを持っている。その尾には、五か月のあいだ人間をそこなう力がある。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 11節 彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 12節 第一のわざわいは、過ぎ去った。見よ、この後、なお二つのわざわいが来る。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 13節 第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 14節 ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 15節 すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 16節 騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 17節 そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 18節 この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 19節 馬の力はその口と尾とにある。その尾はへびに似ていて、それに頭があり、その頭で人に害を加えるのである。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 20節 これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:9章: 21節 また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:10章: 1節 わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:10章: 2節 彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、 |
新約聖書:ヨハネの黙示録:10章: 3節 ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。 |
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