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旧約聖書:士師記:3章: 21節 そのときエホデは左の手を伸ばし、右のももからつるぎをとって王の腹を刺した。 |
旧約聖書:士師記:3章: 22節 つるぎのつかも刃と共にはいったが、つるぎを腹から抜き出さなかったので、脂肪が刃をふさいだ。そして汚物が出た。 |
旧約聖書:士師記:3章: 23節 エホデは廊下に出て、王のおる高殿の戸を閉じ、錠をおろした。 |
旧約聖書:士師記:3章: 24節 彼が出た後、王のしもべどもがきて、高殿の戸に錠のおろされてあるのを見て、「王はきっと涼み殿のへやで足をおおっておられるのだ」と思った。 |
旧約聖書:士師記:3章: 25節 しもべどもは長いあいだ待っていたが、王がなお高殿の戸を開かないので、心配してかぎをとって開いて見ると、王は床にたおれて死んでいた。 |
旧約聖書:士師記:3章: 26節 エホデは彼らのためらうまに、のがれて石像のある所を過ぎ、セイラに逃げていった。 |
旧約聖書:士師記:3章: 27節 彼が行ってエフライムの山地にラッパを吹き鳴らしたので、イスラエルの人々は彼と共に山地から下ってエホデに従った。 |
旧約聖書:士師記:3章: 28節 エホデは彼らに言った、「わたしについてきなさい。主はあなたがたの敵モアブびとをあなたがたの手にわたされます」。そこで彼らはエホデに従って下り、ヨルダンの渡し場をおさえ、モアブびとをひとりも渡らせなかった。 |
旧約聖書:士師記:3章: 29節 そのとき彼らはモアブびとおおよそ一万人を殺した。これはいずれも肥え太った勇士であって、ひとりも、のがれた者がなかった。 |
旧約聖書:士師記:3章: 30節 こうしてモアブはその日イスラエルの手に服し、国は八十年のあいだ太平であった。 |
旧約聖書:士師記:3章: 31節 エホデの後、アナテの子シャムガルが起り、牛のむちをもってペリシテびと六百人を殺した。この人もまたイスラエルを救った。 |
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